2015年04月25日
ちょっと真面目に後継者不足の話
eしずブロガー『住まいのマネープランニング専門家』立林毅士さんが見えました

お会いするのは2度目です

フットワークも軽く、日々精力的に活動され、非常に多くの人脈を持っている方です。
建築関連のお話をちょっと真面目に語らせていただきました。
いつも思っていることですが、ダンナは50代後半です。この世代が弟子を育ててこなかった
というか、育てられる状況になかったために、次の世代を担う大工が圧倒的に少ないです。
都会では既に職人が慢性的に不足しています。本当ならばこの年代の職人が、20年ほど
前に弟子を取り、現在バリバリで働く30代の職人を育てるべきでしたが、それができなかっ
たために、60代の大工が引退後に引き継ぐ大工がほとんどいません。
あまりピンとこないかもしれません。例えば「家を建てたい」と言うとハウスメーカーや工務店
が何社もお客さんの家を訪れます。お客さんはいくつも見積を取って一番気に入ったところを
選ぶことができます。ハウスメーカー、工務店、不動産会社、ものスゴイ数の会社があります。
会社はあります。でも、職人がいないのです。
仕事があってもやり手がいない。現在の都会の状況です。



