2025年02月16日

漏水を解消して気持ちの良いトイレになりました✨


吉田町にてOさんicon25のトイレリフォームを行ないましたface22

一人暮らしをしている母親のため、トイレをキレイにしたいという東京在住の娘さん

からのご依頼でした。

当初は壁紙とクッションフロアのみの貼り替えでしたが、クロスを貼り終えて

クッションフロアを剥がした際に漏水を発見しましたicon10

給水管あたりが特に酷く、水が溜まって床は傷んで黒くなっていました。

まわりも湿気で床が傷み、貼り替えができない状態だったので、作業を中止し、

先に給水管の交換をすることにしました。

そこで、給水管が原因かどうか確定するため、クッションフロアを剥がした状態で

しばらく様子を見ました。

そうすることによって漏水個所以外がある程度乾いて場所が特定できるからです。

が、10日ほど経っても変化はありません。

水が溜まることも乾くこともなかったので、排水管か便器本体の漏水を疑いました。


トイレは老朽化のため修理は不可能で、排水管を調べるにはトイレの撤去が必要です。

トイレを外したら故障していなくても交換が必要、ということでトイレを新しくしました。


漏水の原因は排水管でした。トイレを撤去した際、便器のまわりの床が崩れ落ちていたので、

ずいぶん長い間漏水していたと思われます。

トイレの使用後、水を流す度に少しずつ床に漏れ出していたようです。

『床』と言ってもクッションフロアの下、合板との間なので気づかないでしょう。

また、給水管はトイレの一番奥の下部分にあるため、特に気づきにくいです。

排水は、クッションフロアの下で合板を腐らせながら飽和状態になり、床上に溜まりました。

床の下地材は、急きょ新しくして便器を設置しました。


通常ならトイレリフォームは1日で完了しますが、今回のような想定外のことも起こるため、

私もすぐに動けるようスタンバイしていなくてはと思いました。

そういう意味で、私にとっても良い勉強になりました。

それらの説明を娘さんにしたところ、とても喜んでいただきました。

遠方ということでお会いできなくても常に連絡を取り合うことの大切さを痛感した次第です。

―Before―


―施工中―


―After―
  


Posted by 嫁@美里住建 at 11:37Comments(2)現場のこと